はからめ月のカレンダー 「月とカヌー」さんによる

月のこよみのお話会

~「こよみ」は自分を知るための道しるべ~

毎年人気のはからめ月のカレンダーの制作者、「月とカヌー」のおふたりにお越しいただき「こよみ」のお話し会を開催いたします。

カレンダーや手帳の制作を通して、月や地球を感じ楽しく自然と共に生きる生活スタイルを提案されているおふたりをナビゲーターに日々の暮らしをより豊かにするための暦の取り入れ方や暦のしくみの謎にせまります。

地球にあるもの全ては、
この宇宙の中で身近な
「月」や「太陽」
そして「見えないもの」の持つ大きな力の影響を受けながら時を刻んでいます。

植物や動物はもちろん、
水や空気や石や土、
ありとあらゆるエネルギー、
そして人間も……。

旧暦と呼ばれる太陰太陽暦、月の引力が地球に及ぼす影響、暦の基本となる陰陽五行思想などをわかりやすく解説します。また「こよみ」には、地球に生まれた自分の人生を思い出すためのメッセージが散りばめられています。そんな「こよみ」の不思議を皆さんと一緒に感じていただくお話会です。


【開催日時】
2020年12月15日(火) 13:00~16:30 [12:30開場]

【会場】
ブッククラブ回(お店へのアクセスはこちら

【定員】
10名
※受付は先着順となります。
受付終了致しました。

【参加費】
2500円(税込)
※イベント当日のお支払い。


【お申し込み方法】

こちらのお問合せフォームよりお申し込みください。

お名前、お電話番号、メールアドレスの他、
お問い合わせ内容欄に
・イベントタイトル名:「月とカヌー」 こよみのお話会
・ご希望の人数:〇名

以上を明記の上、送信をお願いいたします。

【ご注意】
・お申し込みは先着順となります。
定員に達し次第、受付終了となります。ご了承ください。

・迷惑メール対策やドメイン指定受信等を設定されている場合は、
(bookclubkai.jp)が受信できるようご登録をお願いいたします。

・キャンセルの場合はメール(こちらからお問い合わせください。)
もしくはお電話(03-3403-6177)にてご連絡ください。

【ご来店時のお願い】
・発熱せきなど、体調不良時のご来店はお控えください。

・マスクを着用してご入店ください。店内でも常時ご使用ください。

・入り口に設置した消毒液で手指の消毒をお願いいたします。
ご不便な部分もございますが、何卒皆様のご理解ご協力をお願いいたします。


【お話会の内容】

・第一部 「こよみのよみ方」(1時間30分)
「はからめ月のカレンダー」を通して、古くから伝わる暦をわかりやすく解説します。 月と地球と太陽の関係、月の満ち欠けと潮汐の関係、他、土用、六十干支、九星など、 一見難しそうに見える暦をひとつひとつ、成り立ちから説明していきます。 また、私たち「月とカヌー」の福島の山で生活する姿を紹介しながら暦と共に生きるとはどのようなことなのかを考えていきます。

休憩(30分)

・第二部 「こよみの謎をとく」(1時間30分)
第一部の内容を知っていただいた上で「こよみ」という大きな謎解きにかかります。私たちが「こよみ」に対して感じてきた疑問をまず一緒に感じていただき、それから絵本を読むようにゆっくりと順を追って謎を解いていきます。誰もが手に取ることができる「こよみ」から宇宙の仕組み、物事の本質にせまります。


【「月とカヌー」プロフィール】

鈴木匠と鈴木よし子の2人。2009年より福島県の森を開拓、7年間のテント生活ののち、自分たちの手で家を建て暮らす。「はからめ月のカレンダー」など暦の制作による「月」のこと、そして水の上をゆき自然の中に自分を運ぶことができる「カヌー」のこと。それらを通して、「なぜ私たちは、この世界のこの時代のこの場所で生きているのか」を探求し続けることを仕事とする。森の生活、暦、カヌーを通してこの世の本質にせまる「こよみのお話会」を各地で開催中。

公式サイト
http://hacarame.com/


はからめ月のカレンダー

毎年使われるリピーターの方も多い、人気のはからめ月のカレンダー。水を浄化するヨシという植物を使った紙と竹などすべて土に還るものだけを使って作られています。毎月かわる扉絵の色合いの美しさや、ナチュラルなフォントで書かれたキーワードも魅力的。

ほっこりとさせるイラストやマークで、月や地球、宇宙のリズムを知ることができるカレンダーです。

◎「月とカヌー」さんのメッセージ◎
地球にあるもの全ては、この宇宙の中で身近な「月」や「太陽」そして「見えないもの」の持つ大きな力の影響を受けながら時を刻んでいます。植物や動物はもちろん、水や空気や石や土、ありとあらゆるエネルギー、そして人間も・・・。
その「とてつもなく大きく身近な力」を自分の人生の味方につける事ができたらなぁという思い、それを皆さんと共有したく、過去からの叡智(えいち)が詰まったカレンダーを今年も作りました。

◆壁掛け、月めくり
◆月の満ち欠け、新月・満月の時刻、旧暦、グレゴリオ暦、九星、六十干支、大犯土、小犯土、土用、潮汐、一粒万倍日、七十二候、節句の旧暦表示、歳時記、日々の月の星座、そして今年はカレンダー各月の左側には菌やウィルスなど「微生物」についてについて、そして右側には「十二星座」の特徴を少し詳しく記載しています。

【「月とカヌー」さん おすすめの本】

月の癒し
自分の力で
ヨハンナ・パウンガー、トーマス・ポッペ、パンローリング
1500円+税

月の相(かたち)とからだの自然治癒力との関係や、植物の効力など、普段の生活に役立つ知識が分かりやすく書かれています。著者の生まれたオーストリアのチロル地方に伝えられてきた「月のリズム」に関する知識は、聞いた事があるものから迷信に思われるものまで幅広く、興味津々です。消毒や掃除、洗濯は欠けていく月(下弦)の方が効果があがるとか、手術の成功率が高いそうです。満ちていく月(上弦)のときには栄養を吸収する力が強く働くので太りやすいとか、手術には向かないとか、美容や健康に気をつけている人には特にオススメな本です。食事のとり方、薬草・ハーブの摘み取り方から使い方、歯・爪・髪の手入れの仕方など、日常生活と直結した内容は参考にできることばかり。何よりお金をかけずに自分で取り組める点がいいですね。(月とカヌー)

月と農業
中南米農民の有機農法と暮らしの技術
ハイロ・レストレポ・リベラ
一般社団法人 農山漁村文化協会
3000円+税

農業に従事している方から教えていただいた本です。中南米の農村では月と農業の関係がとても重要で、「月が農業に及ぼす影響を知らない者は収入を減らすか、破産するだけ。」といわれるくらい、月の暦に沿って農作業を行なっています。「穀物を貯蔵中、食物として味を落とさず長持ちさせ、害虫や病気の被害も受けにくくするには、下弦の月のときに収穫することである。」かんきつ類の選定の時期や動物の虚勢のタイミングなど、月のリズムを読んでいくことでダメージを最小限にすることができるようです。この本を教えてくれた農家の方は、実際に田植えの時期、苗床をつくるための種まきには活着率のいい新月前後を選んでいました。日本でも旧暦に沿って行なわれる行事には農作業が深く関わっている事が知られています。月の影響は世界中どこにでも及ぶのです。(月とカヌー)

 

日本の七十二候を楽しむ
―旧暦のある暮らし― 増補新装版
白井明大
KADOKAWA
1700円+税

旬の野菜や果物、魚、野鳥、草花、折々の風や雲の名前など、身も心も豊かにする七十二候の知恵と「ことば」。四季のうつろいに耳を澄ませ、旧暦とともに暮らしてみる。 絵と文と歌で愉しむ、暮らしの歳時記。

【used】自由訳 十牛図
新井満
四季社
3800円+税

十枚の牛の絵物語です。失われた牛を探し求める旅は、失われた自分の心を探す旅としてはじまります。ブッダの教えを学び、いのちがけで修行し、煩悩が消え去り、本然の自分に還って悟りを開き、身も心も一切の束縛から解放され自由を得て、生まれ変わり、自分の役割を果たすまでの旅を、わかりやすく、そして美しい写真とともに説いています。(月とカヌー)

【used】POWERS OF TEN パワーズ・オブ・テン
宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅
フィリップ・モリソン、他
日本経済新聞出版社
8700円+税

ピクニックシートの上で気持ちよさそうにねそべっている男性。とりたてて何ということもないこの写真から、世界をダイナミックに10の自乗倍でマクロ、ミクロに変えていくと、世界は全く違った様相を見せてくる。人間を起点に宇宙から素粒子の世界までをとらえるという画期的なアイデアによって作られた本書は、普段自分の視野だけで物事を見てしまいがちな私達の枠を、一気にぶち破る。今ここにあると信じている世界以外にも別の世界が存在しているというのは、まるでパラレルワールドか、異次元の世界の話のようだが、何もSFのジャンルに行かなくても、世界は十分にパラレルワールドとして存在しているのだ。それらすべてが今この瞬間に存在するリアリティであることを考えると、ありのままの宇宙を認識すること自体、人間にとってはあまりにも許容量を超えていることがわかる。悟りを開く時と言うのは、このような世界をいっぺんに認識するような感じなのか?科学というのは、人間の次元ではない世界を理解するための一つのツールと言えるだろう。

前世ソウルリーディング
あなたの魂はどこから来たのか
ジャン・スピラー
徳間書店
2800円+税

自分の意識外の存在が、自分に向けてメッセージを送っている、そう思わせる内容が書かれています。個人の生活習慣や、自分の中に秘められている性質など、容赦なく暴き立てられるので、ちょっと厳しくもあるけれど、自分と向き合うためにはオススメなドキドキする本です。生年月日から自分のドラゴンヘッドを調べて、ドラゴンヘッドの位置していた星座のページを読みます。ドラゴンヘッドの星座を読むというのがポイントです。まるで自分に言われているようにドキッとすることが書かれているので、悩めるときの指針としたい人にもオススメします。はじめて手にしたときに、このタイミングでこのメッセージがきていたんだ、と気づかされる人も多いようです。人によっては、手にしたときよって響く箇所が違うそうです。(月とカヌー)

カタカムナ 言霊の超法則
言葉の力を知れば、人生がわかる・未来が変わる!
吉野信子
徳間書店
1600円+税

日本語の源流である「カタカムナ」に秘められた宇宙のしくみ、原理原則を読み解く。「ヒフミ48声音の思念読み」の第一人者である著者が、カタカムナ文字を分析し、世界中の言葉や現代語に共通した言霊の法則があることを見つけた。48声音に秘められた内的なエネルギーの法則「カタカムナ48声音の思念」を使うと、言葉の本質的な意味がわかり、夢が実現しやすくなるという。

アライバル
ショーン・タン
河出書房新社
2500円+税

はじまりと終わりの物語、文字のない絵本。この本は人はどこへ行っても生きることをするのだということを伝えています。住み慣れた土地を離れ、新しい国へと移り住む人たち、誰もがみなアライバル(やってきた人)。オーストラリアのイラストレーターの絵は新しいような懐かしいような、未来なのか過去なのかも超えた郷愁のようなものを感じさせます。絵だけのストーリーなので、年齢問わず、言語を超えたシンプルかつ新しいメディアのような本です。実際には新しいというより、かつてあったものが新しく登場して来たという感じです。戦争や震災や、事業の失敗や失恋、別れや挫折など、人は人生の終わりを感じるときがあるかもしれません。それでも生きていくならば、この物語のように新天地へと旅立つのもありかもしれない、そんな気にさせられました。(月とカヌー)

よあけ
ユリー・シュルヴィッツ
福音館書店
1200円+税

とても素敵な絵本です。夜明けを体験したことがある人には、じわぁっとくると思います。夜明けを体験したことがない人は、本屋さんでみつけたら、ぜひページをめくってみてください。夜明けの青の時間が碧になるときまでの一瞬を、舟を漕ぎ出して水の上で体験している気分になれます。誰にでも同様にチャンスは毎日訪れるのに、夜明けを見られるのは特別な事のような気がします。一日がはじまるその瞬間を見ることができたら、今日という日はなんて素晴らしいんだろう、と思ってしまうかもしれません。ポーランドの作家が唐のお話をもとにつくったそうです。色もきれい、絵もとてもいいと思います。大切な人にプレゼントしたくなる本です。 (月とカヌー)