EVENT
大地の恵みでつくるお正月飾り
手しごとワークショップ 稲わら亀づくり
朝晩の冷え込みが増し、巷も年末の雰囲気が漂ってきました。
ブッククラブ回では、二つのワークショップを12月に開くことになりました。
一つ目は今回ご案内する12月8日(月)開催の「稲わら亀づくり」 、
二つ目は12月14日(日)開催、後日詳細をお知らせする「麻でつくる正月飾りワークショップ」です。
― 稲わら亀づくり ―
雪深い新潟県十日町の棚田で育てられた、穂が出て実る前の青わらは、
やわらかな色合いとともに、ほのかに芳しい香りを放ちます。
十日町から届けられた、その青わらを使い、
「わら綯(な)い」「とっくり結び」などの、伝統的な技術を講師の方々に教わります。
新たな出発を迎えるために、
しめ縄と同様にお正月飾りや、年中飾りとして使える稲わらの亀を作り、
手しごとの温かみを感じながら、この一年を穏やかにしめくくってみませんか。
ワークショップについて
稲のわらを使って、亀をつくります。
亀は「長寿」や「ものごとが長く続く」象徴とされ、お正月飾りとしてはもちろん、年中の飾りとしてもお使いいただけます。
仕上がりは、全長約35㎝(甲羅約15㎝)、幅は甲羅部分で約10㎝。ほどよい存在感があり、初めての方でも取り組みやすい大きさです。
大地と自然の力がぎゅっとつまった「稲わら亀づくり」を、どうぞこの機会にお楽しみください。



開催日時
2025年12月8日(月)13:30 ~ 15:30
場所
ブッククラブ回
107-0062 東京都港区南青山2-7-30 B1F
Googleマップ
参加費
おひとり 3,500円(税込):レクチャー料、材料費込み
定員 12名
※材料の稲わらなどを事前に用意するため予約制となります。
※チケット購入後にやむを得ずキャンセルされる場合、ご希望の方には後日完成品を受け取り時の着払いにてお送りいたします。お届けは年内を予定しています。(お届け日はご指定いただけません)
お申込み詳細は下のリンクからチケット販売ページにてご確認ください。
講師の皆さん
東京農工大学科学博物館友の会藁サークルOB会蘖(ひこばえ)の会
富澤一司氏、尾澤千鶴子氏、島田えり子氏
科学博物館(旧繊維博物館)友の会は昭和54年に発足しました。
その主旨は会員の学習や研究の便宜をはかり、かつ科学博物館(旧繊維博物館)の発展に寄与することを目的にしたものです。
友の会では、講習会や催し物などの開催、手紡ぎや藍染め、紬瑠かご、わら工芸のサークル活動などを行っています。
とっとこ農園 相澤美紗子氏
新潟県の南西部に位置する十日町市松之山は日本有数の豪雪地であり、自然豊かな里山を有する町です。
この地で昔からつないできた棚田と、自然の恩恵を受けながら、「とっとこ農園」は日々農作業を行っています。
とっとこ農園では、ネオニコチノイド系農薬を使わず従来コシヒカリを栽培するほか、原木舞茸、切り餅を生産、販売しています。
現在は、都内の保育園等から稲作体験を受け入れていることもあり、育苗時の農薬使用を中止し、主に特別栽培(減農薬栽培)を行いながら、農薬不使用栽培も行なっています。ブッククラブ回では、稲作の現在、農薬や化学肥料を極力使わずに栽培を行うことについて、2024年に「農と食のお話会」を開催していただきました。




特別販売 とっとこ農園の農薬・化学肥料不使用のお米とこがね餅
精米(2合)と、こがね餅(500g)を数量限定で販売いたします。
この機会に自然のままのおいしさをぜひお試しください。


玄米マフィンプレゼント
とっとこ農園の農薬、化学肥料不使用の玄米を自家製紛して作った、こだわりの一品です。どうぞお楽しみに。


持ちもの・服装
・わら亀を持ち帰るための紙袋(お持ちであれば。マチが広めのものが入れやすいです)
・工作用ハサミ(お持ちであれば)
・足の指でわらを挟むため、足袋型か5本指ソックスがあると便利です。
・シートは敷きますが、床に座って靴を脱いで作業します。汚れても大丈夫なパンツスタイルでお越しください
ご来店時のお願い
・会場に駐車場、駐輪場はございません。自転車・バイクの駐輪はご遠慮ください。
公共交通機関をご利用いただくか、お近くのコインパーキングのご利用をお願いいたします。
・発熱、せきなど、体調不良時のご来店はご遠慮ください。
・記録用写真の撮影が入る可能性があります。どうぞご了承ください。



