EVENT
SHAMANA
奄美ユタ 円聖修・民俗学者 福寛美 『ユタに生きる』
「シャーマニズムと学び」をテーマに開催する、ブッククラブ回のイベント・シリーズ『シャマナ』。シャーマニズム研究を行うサランゴワさんの講演、セッションを中心に、人気のシリーズとして継続しています。
今回のシャマナでは、サランゴワさんとご縁のある、奄美のシャーマンである「ユタ」の円聖修さん、日本のシャーマニズムを長年調査している研究者の福寛美さんのお二人をお迎えします。
奄美ユタとその風習、ユタになるまで、そしてその使命など、研究者とユタご本人から直接お話をうかがいます。
*
人間の歴史の始まりとともに、世界中に存在し続けてきたシャーマンたち。彼らは目に見えない存在からのメッセージをさまざまな形で受け取り、私たちに手渡してくれます。そして、その土地の風土と文化に深く結びつき、それぞれ独自の伝統を継承してきました。日本国内に目を向けてみると、巫女やイタコなど、土地ごとにその役目を担うシャーマンたちが存在しています。
私たちもまた、それぞれに独自の背景を持つ存在です。シャマナ『ユタに生きる』は、日本のシャーマニズムについての貴重なお話とヒーリング体験をとおして、その場にいる全員が同じ時間と空間を共有する機会でもあり、同時に、私たち一人ひとりにとって特別な経験となるのではないでしょうか。


福寛美 ふく ひろみ
福寛美 ふく ひろみ
1962年東京生まれ
学習院大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学
文学博士。専攻:民俗学・文学・神話学
法政大学兼任講師、法政大学沖縄文化研究所兼任所員。琉球文学では神歌集の『おもろさうし』や琉歌の研究、神話では日琉の神話、民俗学では沖縄のシャーマンの研究を行う。
主要著書
『ユタ神誕生』(南方新社、2013年)
『歌とシャーマン』(南方新社、2015年)
『火山と竹の女神 記紀・万葉・おもろ』(七月社、2021年)
『平安貴族を襲う悪霊の風―『栄花物語』異聞―』(新典社、2022年)
『有内麗のスピリチュアルな冒険』(文芸社、2023年)
『有内麗、シャーマンの世界を訪ねる』(南方新社、2026年予定)
円聖修 えん せいしゅう
SHAMANA
奄美ユタ 円聖修・民俗学者 福寛美『ユタに生きる』
開催日時
2026年3月22日(日) 13:00-15:45 ※12:30 受付開始
13:00-13:15 イントロダクション ―福寛美
13:15-14:45 トーク ―円聖修
*
14:45-15:15 休憩
*
15:15-15:30 ヒーリング体験 ―円聖修
15:30-15:45 クロージングトーク ―サランゴワ
会場
ブッククラブ回
107-0062 東京都港区南青山2-7-30 B1F
Googleマップ
※本イベントのオンラインライブ配信、アーカイブ視聴等はありません。
―ご来店時のお願い―
・会場に駐車場、駐輪場はございません。自転車・バイクの駐輪はご遠慮ください。公共の交通機関をご利用いただくか、お近くのコインパーキングのご利用をお願いいたします。
・イベント開催中の録音・録画はお控えください。写真の撮影は可能です。SNS、ブログ等への投稿は他の参加者の方が映りこまないよう十分にご配慮ください。
・記録用写真の撮影が入る可能性があります。どうぞご了承ください。
・発熱、せきなど、体調不良時のご来店はご遠慮ください。
定員 20名 ※お席は当日の先着順です。予めご了承ください。
参加費 8800円(税込)
お申し込み方法
※チケットは完売いたしました
ブッククラブ回オンラインショップから、クレジットカード決済での参加費の事前お支払い、参加ご予約が必要です。
・参加チケット購入時には必ず受信可能なメールアドレスをご入力ください。
・迷惑メール対策やドメイン指定受信等を設定されている場合は、[shop@bookclubkai.jp]が受信できるよう登録をお願いいたします。
・ご注文受付の自動送信メールが届かない場合はブッククラブ回までお知らせください。
シャマナについて
「シャマナ」のシャは、シャマンのシャ、マナは、マナブ(学ぶ)から名づけられました。
シャマンとは、人と人、人と動植物、人と自然などにおける、目に見えるものと見えないものとをつなぐ人です。そこから生まれた敬意と感謝、命を大切にする知恵が、シャマニズムです。
私、サランゴワは、「シャマナ」を通じて、シャマニズムの知恵を現代の暮らしに生かすことを目指しています。
実は、世界の誰の心にもあるシャマニズムの知恵。この知恵で自分を癒し、人を癒し、人間以外の存在をも癒す。つながりの輪を広げて、命を喜ばせていきたいと考えています。
シャマンのちから
シャマンの役割の一つは、気づきを与え、課題解決にヒントを与えることです。
過去からの苦しみや悲しみを引きずっていると、日常生活の質が影響を受け、それらが身体に残ると、やがて病という形で現れます。ですからまず、それらを認めて解放する必要があります。そして、感謝、喜び、尊敬の周波数へと自分自身を変化させることで、それが相手や周りの人々をも解放することに繋がります。日本人の持つ、「ありがとう、ごめんなさい」の文化は素晴らしいものですが、心からの感謝、心からの許しにパワーがあることを、昔の日本人は知っていたのでしょう。
私たちの放つ言葉や意識、感情、思考にはすべて周波数があり、シャマンはそれを見ることができます。シャマンはすべてのものに命、すなわち、振動と周波数があること、その大切さを実際に見て、理解しています。シャマンは守護霊につながることで、よりよく生きる正しい道を知り、教えてくれます。
シャマンは、皆さんが気づきを得、抱える問題や苦しみから解放されて、幸せに生きることを心から願っています。



著書紹介
円聖修 / 南方新社
1980円(税込)
「ユタ神(ユタガミ)」と呼ばれるシャーマンが、人々の心のよりどころとして今もなお活躍する奄美大島に生まれた著者。前作『奄美三少年 ユタへの道』では少年時代の不可思議な霊体験を通して「神の道」に目覚めていく過程を綴り、続編となる本書では、神がかり体験によってユタとなる天命を知り、「神の道」を歩み始めた40年の道のりを語る。親神(指導者)探し、ユタとなる条件や戒律、神々から霊能力を授かる修行や儀式など、数々の困難や試練、そして喜びが描かれる。伝統に盲従するのではなく、新しい時代のユタとは何かを研究的視点で探求しつづけてきた著者の考察には、精神世界を旅するヒントがちりばめられている。
円聖修 / 南方新社
1980円(税込)
40年の経験を持つ奄美ユタである著者の最新作は、前2作(『ユタに生きる 上巻』『奄美三少年 ユタへの道』いずれも南方新社刊行)同様、琉球文学・神話学・民俗学、そしてシャーマン研究を専門とする民俗学者、福寛美氏の監修によるもの。ユタとして生きてきた中で出会った不思議な体験や、多彩なヒーリングの数々が描かれている。問題解決には、現実と同じ意識ではなく、より高い視点による導きが必要だと著者は説く。私たちは現在の体験、出会い、出来事の意味に気づかないまま、抱える問題の最善の解決策を見つけられずにいることがある。しかし、ユタは守護霊の力を通じて必要な答えへと導いてくれるのだ。
円聖修 著、福寛美 監修 / 南方新社
1650円(税込)
貴重な動植物の宝庫であり世界自然遺産でもある奄美は、シャーマニズムの世界がいまなお残り、「ユタ神」と呼ばれる民間霊能者が多く存在している。現在、ユタ神として活動する著者が、少年時代に経験した数々の不可思議な事象、友人たちとともに高い霊能力を発揮し、悩む人々の問題を解決していった冒険の日々、そして「神の道」へと目覚めていく過程の記録。
福寛美 / 南方新社
1650円(税込)
書名のユタ神(ユタガミ)とは、奄美大島のシャーマンの呼び名である。ある日、著者が所属する法政大学沖縄文化研究所に、「自分は奄美出身で、ユタガミになるべき生まれつきだ。どうやら神がかってきたので、話し相手が欲しい」と電話があった。本書はその男性との対話と、彼がユタ神として行った活動の記録である。その奄美出身の海の男は、著者に「海を見ると、あちらがフィリピン、向うは台湾と、海上に道がみえる」と語った。昔の海民も、このような感覚で航海をしていたのだろう。彼の視た激しいヴィジョンを読者にも堪能して欲しい。
福寛美 / 文芸社
1210円(税込)
シャーマンとの出会いやそこまでに至る経緯、そして実際のシャーマンによる鑑定の様子や鑑定後の感想後日談が、主人公「有内麗」による一人称の体験レポートという、臨場感あふれる形式で描かれている。有内氏以外の7つの体験レポートも、まるでその場で話を聞いているような筆致だ。シャーマンと人々の交流をつぶさに記録する貴重な一冊。
ブォ・シャマニズムの現在
内モンゴル・ホルチン地方の新地平
薩仁高娃 サランゴワ / 牧歌舎
3520円(税込)
いかにシャマンになるか。シャマンの力はどこから来ているか。シャマンが守護霊と交流する際の身体感覚とは? 病因とはどのようなものか? どのような治療を受けて治るか? 現代社会に生きる人々にとって、内モンゴル東部のシャマニズムはどのような機能を発揮しているか、その具体像に迫る。ネイティブ人類学者の18年のフィールドワークに基づいた渾身作。











