CREATORS #03

スピリチュアルな本を生みだす人々

宇野浩一 /フレグランスジャーナル社 代表

アロマテラピーを日本に広めるきっかけとなった本を数多く出版されてきたフレグランスジャーナル社の代表、宇野浩一さんにお話を伺いました。

フレグランスジャーナル社の根底に流れている目的
フレグランスジャーナル社の社名のとおり、“香り”が弊社のキーワードです。「香りで美と健康を科学し、クリエイトする」をコンセプトに出版事業を中心に行っています。科学的な根拠に基づいた情報を提供することで香りが生活に役立つということを大切にしていきたいと考えています。

特別な思いのある一冊はありますか
『アロマテラピー 芳香療法の理論と実際』(絶版)は転機になった本です。85年刊のロバート・ティスランド氏著の翻訳書で、研究開発者向けに発行しましたが、予想に反して名の知られていないアロマテラピーを一般の方に知ってもらえるきっかけになった一冊です。その後、弊社からアロマテラピーと自然療法の専門誌『アロマトピア』やアロマテラピーの関連書籍が発行されて顕著なブームになっていきました。

私たちはスピリチュアル専門書店なのですが、スピリチュアルについてはどうお考えでしょうか。
科学では解明できないものは確かにあり、科学は万能ではないとみんなうすうすは感じていると思います。これからは健康と病気の間の未病の人が心身をケアしていく必要があると思います。私たちは、科学的な根拠に基づいた実績がある情報とともに、スピリチュアルな面が人を支えていく必要性についても読者に伝えていければよいとおもっています。アロマテラピーは未病の状態をケアしていくツールとして有効だとおもいますが、本来は、お医者さんが、そういうものと連携をとっていければよいのですが、医療従事者でないセラピストの方と連携を取るといった試みはなかなか難しいようです。それでもアロマテラピーの実践とその効果を実感していることにおいては、セラピストの方が上をいっているのかもしれません。うまくこれらを合わせれば良いのでしょう。未来にはITが医者の変わりになると言われています。医者は今後、もっと精神的なサポートをする必要があり、そうなると医者もセラピストも変わらなくなってくるような気がします。未病の人がより健康になるためのサポートですね。また、セルフケアも重要になってくると思います。


フレグランスジャーナル社
http://www.fragrance-j.co.jp/

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