こちらのイベント終了致しました。

昨年ご好評いただきました大麻（おおあさ）にふれる年の瀬イベント。今年も400年以上続く大麻農家8代目、野州麻紙工房の大森芳紀さんをお招きして、精麻（大麻の表皮繊維）でつくる正月飾りと麻幹（大麻の茎の芯）でつくるヒンメリのワークショップを開催いたします。 古くから穢れを祓い清める神聖な植物とされる大麻のエネルギーとともに、清々しい氣持ちで歳神様（としがみさま）をお迎えしてみてはいかがでしょう。

野州麻紙工房 代表　大森芳紀氏（おおもり・よしのり）

栃木県鹿沼市(旧粟野町)生まれ。作新学院美術デザイン科卒業。株式会社蔵本環境美術入社。2000年、実家の大麻農家に就農。麻を使った紙をつくるため農閑期に麻紙漉きの修業に出る。熊本、浮浪雲工房金刺潤平氏に師事。2001年末、野州麻紙工房を開き、創作活動を始める。2006年、麻の「Cafeギャラリー納屋」をオープン。2014年、野州麻炭製炭所を設立。2021年、株式会社ジャパン・ヘンプ・クリエーションを設立。

森羅万象に宿る神と大麻のはたらき

原始神道の時代から、日本には八百万（やおよろず）の神々が息づいてます。それは、この宇宙が生みだした森羅万象が神であり、あなたのなかにも、わたしのなかにも神が宿っているという信仰です。縄文時代の大きな貝塚には、人々の遺骨とともに貝や動物の骨や壊れた道具が納められているそうです。すべての命をひとしく大切に想う心は、１万年の時を経て、いまもこの日本列島に暮らす人々のなかに脈々と受け継がれています。

神道では、わたしたちが知らず知らずのうちに犯してしまった罪や心身の穢れ（けがれ）は、祓い清めることでリセットされ、本来、宿っている神性とそのはたらきが元に戻ると考えられており、毎年６月の晦日と12月の大晦日には「大祓」という儀式を宮中や全国の神社でおこないます。

禊（みそぎ）は川や海のなかでからだの不浄を清めること、そして、からだの内側の不浄を清めるために用いられてきたのが大麻（おおあさ・おおぬさ・たいま）だと言われています。聖なる植物としての大麻のはたらきは、伊勢神宮で領布する神札「神宮大麻」や、神社の神職さんが振る祓い串「大麻（おおぬさ）」などにその名残をとどめています。

12月10日（日）　12:30〜14:00
12月11日（月）　12:30〜14:00

※入替制につき14:30まで店内をご利用いただけます。

定員：各回　14名
参加費：6600円（税込）※材料費込
申込締切：12月6日（水）19時

所要時間 1 時間半。

大麻の祓いの力で災厄を除け、2024年が幸多き一年になるよう願いを込めてお飾りをつくります。精麻の扱い方やしめ縄を綯う（なう）方法など、伝統的な大麻飾りの基本を学ぶことができるワークショップです。お持ち帰りいただくお飾りの大きさは、長さ 最大約19センチ程度(お好みによって調整可能)、幅 最大約13センチ程度。正月飾りだけでなく、一年飾りとしてお使いいただけます。

12月10日（日）　15:00〜17:00
定員：16名
参加費：5500円（税込）※材料費込
申込締切：12月6日（水）19時

所要時間 2 時間。

ヒンメリ（himmeli）は、麦わらを糸でつないで多面体をつくるフィンランド生まれの伝統装飾です。「天」や「空」を意味するスウェーデン語の「ヒンメル（himmel）」が語源とされ、太陽神の誕生祭や冬至の収穫祭、人生の節目のお祝いに欠かすことのできない縁起物であり、幸運を招くお守りとも言われています。今回のワークショップでは、大麻の茎の芯の部分「麻幹（おがら）」を使って、神聖な六芒星（ヘキサグラム）のヒンメリをつくります。お持ち帰りいただくヒンメリの大きさは、直径29センチ、奥行き12センチ。

【ご来店時のお願い】

・会場に駐車場はございません。また、自転車・バイクの駐輪はご遠慮ください。公共交通機関をご利用いただくか、お近くのコインパーキングのご利用をお願いいたします。

・発熱、せきなど、体調不良時のご来店はご遠慮ください。

【店舗営業時間短縮のお知らせ】
ワークショップ開催に伴い、12月10日（日）と12月11日（月）の営業時間を下記の通り短縮いたします。店内レイアウト変更のため、一部の商品がご覧いただけない場合がございます。お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

2023年12月10日（日曜日）　営業時間 17：30−19：00
2023年12月11日（月曜日）　営業時間 15：00−19：00